月の案内人「EDO」さんからのアドバイス 《満月11月5日(水)》

こんにちは

11/5は満月ですね。

好天を期待できそうだなあ、と楽しみにしています。

さて今回の満月は今年(2025年)でもっとも地球に近いので、大きな満月になります。

といってもおよそ8%ほど大きく見えるということなので、明確に「今日の月は大きい!」とわかるのは難しいかもしれません。

でも「そう言われればいつもよりも大きいかな?」と感じることが出来るかもしれません。

お月様は奥田元宋・小由女美術館のある三次市からは、1639分少し過ぎに、東北東の方角の山の端から昇り始めます。

19時には角度にして30度弱の高度にまで昇ります。

お月様を地上の風景と一緒に撮影したいと考えるのであれば18時くらいまでのほうが周りの明るさも残っているので撮影しやすいかもしれません。

もちろん、様々な時間、構図、シャッター速度、感度の組み合わせで、時間に縛られることなく撮影するのも楽しいですよね!

今回の撮影ポイントはふたつです。

 ①クマに気をつける
②寒さ対策を十分にしておく

なんだ、そんなこと!と思わないで安全な場所から、風邪をひかないようにして撮影して下さいね。 

おすすめは「家の中から(建物から)の撮影」です。 

もちろん安全なこと、寒さ対策を比較的容易にとることが出来るのが第一の理由です。

しかし時間的に粘ることをやりやすいのも、メリットだと思います。

19時頃まで待てば、お月様の左下にごちゃごちゃっと星が集まりを見ることが出来るかもしれません。

これは枕草子の愛したという「すばる(M45またはプレヤデス星団)」です。

そのほか家の窓付近だとブレ対策に寄りかかるものがわりと豊富なのも良いと思います。

スマホを窓ガラスに押しつけたり(ガラスが割れないように気をつけてください)、窓枠に寄りかかって撮影するとブレが軽減されて良い結果を生むかもしれません。
三脚があるとなお良いのですが、まずは何かによりかかってブレないようにすることを心がけてみてください。

さらに夜遅くなってからは、天高く煌々と輝くお月様を窓ガラスの反射で撮影したりするのも面白いと思います。

どうぞ感じるままに撮影して下さいね.

皆様の安全と健康を心より祈っています。

月の案内人「EDO」

 

 

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