【次回企画展のおしらせ】開館20周年記念 奥田元宋展―縁の作家たちとともに

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奥田元宋・小由女美術館は2006年に広島県三次市に開館し、本年で開館20周年を迎えます。本市出身の日本画家・奥田元宋と、その夫人で同じく本市出身の人形作家・奥田小由女の作品を中心に収集・展示し、両作家の顕彰を続けてきました。「ふたりの美術館」を開くことを夢みて歩んできた夫妻の想いを受けて開館した当館は日本でも類を見ない、夫妻の名前を冠した美術館として、企画展の開催や満月の夜間開館など独自の活動を行ってきました。

奥田元宋(1912-2003)は1930年に画家を志して上京、遠縁にあたる児玉希望(1898-1971)の内弟子となります。初期は人物画、花鳥画を手掛けていましたが、故郷への疎開を機に風景画に開眼。「元宋の赤」と呼ばれる山容風景で新境地を切り拓きました。1973年には日本芸術院会員に任命、1981年に文化功労者に顕彰、1984年には文化勲章を受章。戦後の日本画壇を牽引した作家として高く評価されています。
本展では、奥田元宋の初期から晩年までの作品を通してその画業を振り返ります。師・児玉希望、希望の師・川合玉堂、希望画塾で切磋琢磨した佐藤太清、元宋と交友の深い鈴木竹柏、風景画の魂を受け継ぎつつも最新の技術で日本画界に旋風を巻き起こした千住博の作品もあわせて紹介し、日本画における風景画の変遷もご紹介します。
また奥田小由女(1936-)は1976年に元宋と結婚し、その制作を支えながら自身も長らく日展を中心に作品を発表し、わが国の工芸、人形の芸術表現の新境地を切り拓いてきました。2020年には文化勲章を受章し、夫妻それぞれが文化勲章受章者となる日本初の快挙となりました。本展でもその代表的な作品を共にご紹介し、20周年の節目に改めて響き合う夫妻の創作の軌跡をご紹介します。

※展覧会情報については随時追加していきます。

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