Instagramフォトコンテスト『#自慢の満月フォト2022春』入賞作品発表

入賞作品8点決定!!

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から2021年5月26日から8月31日まで第1弾Instagramキャンペーン、ステイホームでの「我が家から見た自慢の満月」を行い、9月21日からは第2弾【奥田元宋・小由女美術館Instagramフォトコンテスト「我が家から見た自慢の満月2021秋」】を11月30日まで募集しました。

今回は、2022年3月18日から第3弾【奥田元宋・小由女美術館Instagramフォトコンテスト「自慢の満月フォト2022春」】として5月22日まで募集しました。
応募数は62作品!!沢山のご応募いただき、誠にありがとうございました。
本当に素敵な写真にあふれていて、スタッフ一同とても嬉しく思っております。
以下、入賞者8名の作品とInstagramのアカウント名を発表します。
入賞おめでとうございます!
今後も月の美術館として「Instagramフォトコンテスト」を開催したいと思います。
次回の開催はホームページ・SNS等でお知らせします。

【入賞者一覧】

  • 奥田元宋賞
    mich.imasa 様
  • 奥田小由女賞
    shijimitora 様
  • 三次市長賞
    hummer.1025 様
  • 三次市教育委員会教育長賞
    syuu_nou808 様
  • 理事長賞
    miyoshi_minnanoie 様
  • 館長賞
    nagadote 様
  • 審査員特別賞(遠藤湖舟)
    noel_planet 様
  • 審査員特別賞(繪堂晃 )
    ochibimama012321 様

【審査員】

  • 三次市長
    福岡 誠志
  • 三次市教育委員会教育長
    迫田 隆範
  • (公財)奥田元宋・小由女美術館 理事長
    黒瀬 真一郎
  • 奥田元宋・小由女美術館 館長
    植田 千佳穗
  • 写真家
    遠藤 湖舟
  • (一社)日本天文教育普及研究会会員
    繪堂 晃

受賞作品・審査員講評・総評

【奥田元宋賞】

mich.imasa

審査員講評

まだ早春なので木には葉っぱが少ないですね。
そんな春の山々と満月いいではありませんか、深呼吸をしながら
長い時間見ていたい光景だったでしょう。

【奥田小由女賞】

shijimitora 様

審査員講評

春らしい風景できれいですね。
ハナミズキの花びらの向こうに見えるお月様から
地球はどのように見えるのでしょうか。
戦争やコロナ・・・早くそんなことを考えなくて
済むようになるといいですね。

【三次市長賞】

hummer.1025 様

審査員講評

奥田元宋先生の絵を思い出しました。地元の馬洗川とのコラボは良いですね。
馬洗川、江の川、⻄城川の三河川が集まる三次市です。
これらと月の共演を大いに期待します。

【三次市教育委員会教育長賞】

syuu_nou808様

審査員講評

「⻨秋」前のまだ⻘い⻨が、月に向かって伸び上がっているようです。
日本人は古来、季節そして農事を月と結び付けて来ました。
そんな背景を感じさせ、かつシンプルにまとめ上げられた写真だと思います

【理事長賞】

miyoshi_minnanoie 様

審査員講評

障子の桟の影とお月様の組み合わせはいいですね。
最近はなかなかこうした風景に出会えなくなったように思います。
大切にしていきたい風景です。

【館長賞】

nagadote

審査員講評

飛行機雲が一本だけ、お月様をかすめるようにかかっています。
コロナ禍で飛行機がすっかり減ってしまいました。
コロナ禍が早く落ち着いて飛行機も以前のように飛ぶようになるといいですね。

【審査員特別賞】遠藤湖舟

noel_planet 様

審査員講評

この時間帯は昼と夜の狭間で、風景がブルーに変わります。
昇ったばかりの低空の満月は明る過ぎず、風景とバランス良く写ります。
そんな絶妙な時間帯に、満月がボートそして観覧車と呼応し合う素敵な写真になりました。

【審査員特別賞】繪堂晃 

ochibimama012321 様

審査員講評

お月様どこだ?
芽吹き始めた木の枝の先の方に小さく写っています。
目で見たらお月様は大きく感じますが
写真に撮ると意外に小さく写ることもあります。
お月様を大きく写さなくてもいいんです。
「おっ満月だ」を気が付いたら、感じるままに写真を撮ることをお勧めします。
良い記念になるかもしれません。
でも安全には気を付けてくださいね

<<写真家 遠藤 湖舟による総評>>

天体写真は月に始まり月に終わると、フィルムの時代には言われました。撮りやすいが、突き詰めれば課題がいくらでもあるわけです。スマホで初めて月を写した時、「あれ、意外と写るんだ」とお感じになった方もおられるかと。常時携帯し、いつでもサッと出せることがスマホの利点。しばらく経つと、「月が白い光の点にしか写らない」とか「なんかザラザラして美しくない」とか思い始め、撮影時に少々工夫が加えられるようになります。中にはデジタルカメラを使って、さらに高度な月の撮影に挑む方もおられます。天体望遠鏡まで使う方もおられます。どんな撮影方法であっても、「うーむ」とボクを唸らせる写真を期待しています。そうそう、デジタルはいくらでも画像加工が出来ます。スマホでも簡単に加工できます。この画像加工が曲者で、自然な月の美しさを損ねることがままあります。お気を付けください。

さてこれからは夏の月。百人一首から月の歌を。
「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」(清原深養父)
短い夏の夜。まだ宵時分だと思っていたら、もう明けてしまった。月も山かげに隠れる暇もなくて、いったい雲のどのあたりに宿をとっているのだろう。

 

 

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