2022.9/8 ~ 10/25 親愛なる友 フィンセント~動くゴッホ展

不思議な感覚を味わいながら、現代に蘇るゴッホ作品と画家ゴッホの数奇な生涯を知るデジタルファインアート展です

 

〈フィンセント・ファン・ゴッホ〉

27歳で絵画を志したオランダの青年…
37歳で閉じた不遇の生涯で、約2000点もの作品を残した孤独と狂気の画家。後に近代美術の父と呼ばれた短くも色濃いゴッホの数奇な画家人生を垣間見ながら、先進のデジタル技術によって命を吹き込まれた作品群を体感。
権利クリアに5年の歳月をかけ、世界中から蒐集した約860点の作品が、満を持して一堂に会す〈新ゴッホ芸術空間〉です。

〈注意事項〉
本展覧会はデジタルファインアート展であり、本物のゴッホ作品は展示に含まれておりません。
約1時間のコンテンツが含まれています。入場時間にご注意ください。

デジタルファインアート展とは
純粋芸術(ファインアート)を題材に、3DCGアニメーションやVFX(特殊効果)などのコンピュータグラフィックス技術を使った作品を集めた展覧会。

デジタルアート界の異才スタジオ[MDK]
制作は、アメリカ-ハリウッドを中心に50を超える映画作品にCGI[3DCGアニメーションやVFX(特殊効果)など]を提供してきたデジタルアート界の異才スタジオ[MDK]。油彩の筆のタッチを動かす驚きの表現世界に注目。

 

会期

2022年9月8日(木)~10月25日(火)
※会期中の休館日 : 毎週水曜日(但し10月12日(水)を除く)
【臨時開館 10月12日(水)】
台風14号のため、令和4年9月19日(月・祝)に臨時休館しました。
現在好評開催中の特別展「親愛なる友 フィンセント動くゴッホ展」の観覧機会を増やすため、当初休館日であった10月12日(水)を臨時開館いたします。

会場

奥田元宋・小由女美術館 企画展示室

開館時間

午前9時30分から午後5時 ※入場は閉館時間の30分前まで

入場料金

  • 一般 : 1,200(1,000)円
  • 高校・大学生 : 600(500)円
  • 中学生以下 : 無料

※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料

主催

奥田元宋・小由女美術館、中国放送、中国新聞社

後援

広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、
FMちゅーピー76.6MHz、エフエムふくやま、尾道エフエム放送、
FM東広島89.7MHz、三次ケーブルビジョン、三次市、三次市教育委員会

監修

井坂健一郎
(山梨大学大学院教授)専門「アートとテクノロジーの融合による芸術環境の創造」

特別監修

MDK Digital Pictures

協力

フォネット

企画制作

ワンダースクワッド、ネオスペース

協賛

三次ピオーネ生産組合

主な展示内容

プロローグ
人間として作家として・・・、弟テオや画家ゴーギャンとの関係・・・。
ゴッホの画家人生を4つの時代に分けて紹介。
時代ごとに構成した作品映像を各時代を掘り下げたパネルと共に綴る。

肖像画ギャラリー
ゴッホが描き続けた自画像は40点近く・・・、その中から象徴的なものを取り上げ、画家の生涯に迫る。また、描かれた肖像画からゴッホの交友関係を垣間見る。

【星月夜】
たなびく糸杉と、うねる空。12ヶ月を過ごした療養所の窓からの風景に強烈な感情が加わる。躍動感とスピード感を備えた鮮やかな青と黄色の空間に浸る。

ゴッホ・アーカイブホール
「ゴッホ作品を全部見たい!」油彩作品のほぼ全てにわたる約860点をクラシック音楽と共に味わう。数奇な生涯を理解した上だからこそ堪能して頂ける感動のアーカイブ。

ゴッホと花の絵
精神科の治療をうけるためにオーヴェール=シュル=オワーズに移住したゴッホ。身を寄せたガシェ医師の家では、数点の花の静物画が描かれた。映像に加えミラーを使ったインスタレーション空間。

アルルの寝室
人気作品「アルルの寝室」をゴッホ特有の筆のタッチを活かしながら空間を表現。窓から見える風景に、動くゴッホ作品を組み込み、ゴッホの心象までも垣間見える作品として発展させる。

窓辺で風にゆれる【ひまわり】
アルルのアトリエ(通称イエローハウス)に、画家ゴーギャンを迎え入れる為に連作された作品。風に揺れ、太陽を追いかけるひまわりを一心に描いたゴッホの姿を体感する。

ゴッホ・シアター
ゴッホの数奇な生涯を知る劇場空間。
プロジェクション映像と3Dホログラムで構成したデジタルアートストーリーシアター。

ゴッホ体感!イマーシブアート空間
ゴッホの作品世界を大切にしながら構成したイマーシブ(没入型の)アート空間。3方向からの巨大なデジタルファインアートに包まれ、ゴッホ絵画の世界に入り込む感覚を味わう。

※展示作品は変更になる可能性があります

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