2021.5/13~6/27 原田治展 「かわいい」の発見

OSAMU GOODSよ永遠に

1970年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMUGOODS(オサムグッズ)」の生みの親、原田治(1946–2016)。
50 –60年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーション―とりわけ、簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、その後の日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えました。
没後初の全国巡回展となる本展では、イラストレーターとして活動するきっかけとなった、1970年代「an・an」の仕事をはじめとして、広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に、幼少期~20代前半の初期資料や、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も交えて展示し、時代を超えて愛される、原田治の全貌に迫ります。

プロフィール

原田治(1946 – 2016)

東京生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業。1970年、当時創刊された「an・an」でイラストレーターとしてデビュー。1976年、「マザーグース」を題材にしたオリジナルのキャラクターグッズ、「OSAMU GOODS」の制作を開始、女子中高生の間で大人気となる。1984年、ミスタードーナツのプレミアム(景品)にイラストを提供、以降シリーズ化され一世を風靡する。1997年、イラストレーターを養成する「パレットクラブスクール」を、生まれ育った築地に開設。主な著書に『ぼくの美術帖』他。

会期

2021年5月13日(木)~6月27日(日)
※ 会期中の休館日:毎週水曜日(ただし5月26日は開館、翌27日は休館)
※ 5月26日(水)および6月25日(金)の満月の日は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として開館時間延長を中止します。

会場

奥田元宋・小由女美術館 企画展示室

開館時間

9:30 – 17:00
※ 5月26日(水)および6月25日(金)の満月の日は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として開館時間延長を中止します。
※入館は閉館の30分前まで

入場料金

一般:1,000(900)円
ペアチケット:1,800円
高校・大学生:500(400)円
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体及び前売り料金
※ペアチケットは一般の男女のペアが対象
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料

前売券販売所

[広島市内]
福屋八丁堀本店・広島駅前店、ひろしま夢ぷらざ、中国新聞社読者広報部、中国新聞各販売所(取り寄せ)
[三次市内]
サングリーン、CCプラザ

主催

奥田元宋・小由女美術館、中国放送、中国新聞社

後援

広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、エフエムふくやま、尾道エフエム放送、FM東広島89.7MHz、三次ケーブルビジョン、三次市、三次市教育委員会

協力

コージー本舗、トムズボックス、パレットクラブ

企画協力

世田谷文学館

企画制作

コスモマーチャンダイズィング

会場設計

五十嵐瑠衣

アートディレクション

服部一成

令和3年度三次市支援事業

この事業は、三次市の補助金等の支援により実施しています。

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