2018.12/18~2019.1/20 生誕100年 堀文子展 旅人の記憶

孤高の女性画家・堀文子の80年に及ぶ画業を振り返り、その遠大で魅力に満ちた絵画世界を紹介する展覧会を開催します。
大正7(1918)年に東京で生まれた堀文子は、画家を目指し女子美術専門学校(現在の女子美術大学)に入学。在学中から新傾向の日本画制作を実践する新美術人協会に出品し、戦後も創造美術、新制作協会日本画部、創画会へと続く革新的なグループを活動の場としました。昭和36(1961)年からの3年に及ぶ欧米やメキシコを巡る旅を経て、同40(1965)年には初の個展を日本橋髙島屋で開催、「(この個展によって)わたくしの中身から鬱積していたものが流れ出したよう」と語り、画家の新たな出発点ともなりました。その後、都会を離れて生きることを決意して、神奈川県大磯、軽井沢、アレッツォ(イタリア)と移住を重ね、それぞれの地で実感のこもった自然の姿を描きとめました。
自然への畏敬や生命の不思議に対する感動を持ち続け、独自の感性と表現によって多彩な作品を生み出す堀文子。本展覧会では、「群れない」「慣れない」「頼らない」を信条とする画家のとどまることなき創作の軌跡を、初期から最新作までの100余点で辿り、その芸術と、多くの人を魅了する人間像に迫ります。

会期

平成30年12月18日(火) ~ 平成31年1月20日(日)
※会期中の休館日 : 12月29日(土)~平成31年1月1日(火・祝),1月9日(水)

会場

奥田元宋・小由女美術館 企画展示室

開館時間

9:30 ~ 17:00 ※入場は閉館時間の30分前まで
※12月23日(日・祝)は開館時間を21:00まで延長

入場料金(常設展+企画展の観覧)

  • 一般 : 1,000(900)円
  • ペアチケット〔一般男女のペアのみ〕 : 1,800円(2名分)
  • 高校・大学生 : 500(400)円
  • 中学生以下 : 無料

※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料

前売券販売所

 【チケットぴあ(Pコード:769-435)】
※チケット情報ページ
 【e+(イープラス) http://eplus.jp(PC・携帯)】
※チケット情報ページ
【広島県内】
福屋八丁堀店・広島駅前店
天満屋広島アルパーク店・福山店
ひろしま夢ぷらざ
中国新聞社読者広報部
中国新聞各販売所(取り寄せ)【三次市内】
サングリーン
CCプラザ平成31年1月20日まで販売中
※一部の販売所では販売期間が異なる場合がございます。

会期中のイベントなど

◆堀文子展 記念ミニトークショー
日時 : 12月18日(火) 11:00から30分程度
講師 : 檀ふみ(女優)
場所 : 奥田元宋・小由女美術館ロビー 
※場所は変更する場合があります。
※事前申込不要(当日先着順となります)

※展覧会チケットが必要です

◆スペシャルトーク&ミニライブ
日時 : 平成31年1月13日(日) 11:00から1時間程度
講師・出演 : 坂田 明(ミュージシャン)
場所 : 奥田元宋・小由女美術館ロビー
※参加申し込み制

→ 当館への電話・FAX・メール等で受け付けます。【先着80名まで】
※展覧会チケットが必要です

◆当館学芸員によるギャラリートーク
日時 : 12月21日(金),2019年1月6日(日),1月20日(日)
各日13:00 ~(1時間程度)
講師 : 永井明生(当館学芸主幹)
※展覧会チケットが必要です。

◆茶室「待月庵」呈茶開催
展覧会期中の土・日・祝日を中心に呈茶サービスを行います(有料)

◆満月ロビーコンサート
12月23日(日・祝)
美術館ロビーにて14:00 ~ / 19:00 ~の2回公演を予定

※コンサートの鑑賞は無料です

◆満月エクスプレスパック
12月23日(日・祝) 料金 5,800円 (大人一名様 ※要予約)

往復バスチケット(広島バスセンター ⇔ 三次バスセンター)、
館内レストランでのディナー、展覧会チケットなどを含む美術館鑑賞パック。

主催

奥田元宋・小由女美術館,中国放送,中国新聞社

後援

広島テレビ,広島ホームテレビ,テレビ新広島,広島エフエム放送,
FMちゅーピー76.6MHz,エフエムふくやま,尾道エフエム放送,FM東広島89.7MHz,
三次ケーブルビジョン,三次市,三次市教育委員会

特別協力

一般財団法人堀文子記念館,ナカジマアート

制作協力

NHKサービスセンター

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