2008.3/9~5/13 奥田小由女特別展示―愛の飛翔―

この春、奥田小由女作の大作レリーフ《愛の飛翔》を特別展示いたします。
「私は子供の頃、大空を気持ちよくゆったりと、両手を翼のように広げて飛び続ける夢をよくみる事があった」という空への憧れが形になったかのような舞い姿。そして男子の誕生は生まれいずるものへの愛を表わしています。作者の永遠のテーマである愛と夢、その心の癒しによって明るい健康の未来へのメッセージになればとの思いが込められた本作品は、創生の季節である春の訪れを告げるに相応しいといえるでしょう。
広島市に新たにオープンする国保会館ロビーに設置される《愛の飛翔》、そして再現された白の時代《風》などの人形作品で構成する、奥田小由女の愛と夢にあふれた造型世界をご堪能ください。

展示期間

平成20年3月9日(日) ~ 5月13日(火)
期間中の休館日 : 3月12日(水)、4月9日(水)、5月14日(水)

展示場所

奥田元宋・小由女美術館 常設展示・元宋展示室3
展示期間中、奥田元宋作《紅嶺》《白嶂》はご覧になれません。ご了承ください。

開館時間

10:00 ~ 18:00
3月22・23日、4月20・21日は22:00まで開館時間を延長

入場料金

常設展示室の入場チケットが必要です

展示作品  ※( )内は制作年

《愛の飛翔》(2007年)
《風》(2008年)・・・1974年日展特選受賞作の再現。白の時代の記念碑的作品。
《想》(1978年)・・・「色彩の時代」最初期の作品。
《慈愛》(1986年)
《月の別れ》(2003年)・・・元宋追悼の作。もうひとつの《月の別れ》。
《天空》(2005年)
《愛の誕生》(2006年)・・・小由女作品の中に初めて男の子が登場する。
《楽苑讃歌》(2007年)

当館初公開の作品8点で構成。

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