2018.3/1~4/15 平田玉蘊 美の交遊

平田玉蘊(ひらた ぎょくおん/天明七(1787)年~安政二(1855)年)は、江戸時代後期に広島・尾道で生まれた女性画家です。京都で八田古秀(はった こしゅう)に絵画を学び、伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)や南蘋派(なんぴんは)などの作風に親しみながら、花鳥画・人物画・風景画と幅広く優れた作品を生み出しました。また、頼山陽(らい さんよう)や菅茶山(かん ちゃざん)、田能村竹田(たのむら ちくでん)といった文人とも親しく交遊し、確かな足跡を残しています。
平成29(2017)年に生誕230年の節目を迎え、玉蘊再評価の気運が高まる近年、これまで知られていなかった作品が多く発見されています。本展覧会では、玉蘊の代表作の数々に加え、伊藤若冲をはじめとする関連作家の作品もあわせて紹介します。多岐にわたる交遊の軌跡も追いながら、約80点の諸作によって、知られざるその生涯と作品の魅力に迫ります。

会期

平成30年3月1日(木) ~ 4月15日(日)
※会期中の休館日 : 3月14日(水), 4月11日(水)

会場

奥田元宋・小由女美術館 企画展示室

開館時間

9:30 ~ 17:00 ※入場は閉館時間の30分前まで
※3月2日(金),3月31日(土)は開館時間を21:00まで延長

入場料金(常設展+企画展の観覧)

  • 一般 : 1,000(900)円
  • ペアチケット〔一般男女のペアのみ〕 : 1,800円(2名分)
  • 高校・大学生 : 500(400)円
  • 中学生以下 : 無料

※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者健康福祉手帳をお持ちの方は観覧料無料

前売券販売所

【チケットぴあ(Pコード:768-560)】
※チケット情報ページ : PC用 / 携帯用 / スマートフォン用 / 共通ページ

【e+(イープラス) http://eplus.jp(PC・携帯)】
※チケット情報ページ

【広島県内】
福屋八丁堀店・広島駅前店/天満屋アルパーク店・福山店/ひろしま夢ぷらざ/
中国自動車道安佐SA(上り)インフォメーション/
山陽自動車道福山SA(下り)インフォメーション/
中国新聞社読者広報部/中国新聞各販売所(取り寄せ)

【三次市内】
サングリーン / CCプラザ
※一部の販売箇所では販売期間が異なる場合がございます。

会期中のイベントなど

◆当館学芸員によるギャラリートーク
日時 : 3月11日(日),3月25日(日),4月8日(日)  各日13:00 ~
講師 : 永井明生(奥田元宋・小由女美術館 学芸主幹)
※展覧会チケットが必要です。

◆ワークショップ「ぎょくおんさんの絵に親しもう!」
日時 : 3月24日(土) 13:30 ~ 15:00
講師 : 三桝正典(広島女学院大学教授)
場所 : 奥田元宋・小由女美術館ロビー
内容 :
平田玉蘊の描いた花や鳥を観賞し、
それぞれの感性で「自分の好きな花、鳥」を色紙に描いて、
江戸時代の絵の世界を身近なものとして楽しみます。
体験参加希望者申込み制(20名) ※小学生以上対象
申込みなど、詳細は美術館にお問い合わせください。

◆茶室「待月庵」呈茶開催
展覧会期中の土・日・祝日を中心に呈茶サービスを行います(有料)

◆満月ロビーコンサート
3月2日(金), 3月31日(土)
美術館ロビーにて14:00 ~ / 19:00 ~の2回公演を予定

※コンサートの鑑賞は無料です

◆季節のいざないトークコンサート
3月25日(日) 美術館ロビーにて14:00 から1時間程度

◆満月エクスプレスパック
3月2日(金), 3月31日(土)
料金 5,800円 (大人一名様 ※要予約)

往復バスチケット(広島バスセンター ⇔ 三次バスセンター)、
館内レストランでのディナー、
展覧会チケットなどを含む美術館鑑賞パック。
※お申し込みは当館まで

主催

奥田元宋・小由女美術館,中国放送,中国新聞社

後援

広島テレビ,広島ホームテレビ,テレビ新広島,広島エフエム放送,
FMちゅーピー76.6MHz,エフエムふくやま,尾道エフエム放送,
FM東広島89.7MHz,三次ケーブルビジョン,
裏千家淡交会三次支部,表千家同門会広島県支部,
上田宗箇流和風会,松莚流,
三次市,三次市教育委員会

特別協力

平田玉蘊顕彰会

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