展覧会・イベント

常設展

奥田元宋・奥田小由女の世界 2024年度 第3期
会期: 2024年9月26日(木)~ 2024年12月17日(火)

日本で初めて、共に文化勲章を受章した芸術家夫妻の奥田元宋と奥田小由女の代表作を年間通して紹介しています。

日本画家・奥田元宋の作品は日展出品作である代表作のうち『元宋の赤』で描かれた作品を中心に秋をイメージした作品を展示。幅7mにおよぶ金屏風《綵苑》は当館で約2年ぶりの展示となります。
人形作家・奥田小由女の作品は初期の「白の時代」の作品や色彩豊かな女性像を中心に展示。様々な祈りの気持ちを形にした作品も数多く紹介しています。

企画展

熊田千佳慕の世界展―愛するからこそ美しい
会期: 2024年10月31日(木)~ 2025年1月13日(月)

「日本のプチ・ファーブル」と呼ばれ、自然の姿の観察を通して描く昆虫や植物のリアルな細密画で知られる熊田千佳慕(くまだ ちかぼ)。1911年に生まれ、戦前は商業デザイナーとして活躍しますが、戦後は児童向けの絵本を中心とした作画活動に転身しました。筆の穂先の数本の毛のみを使い昆虫の細かな毛を描き、植物の葉脈一本一本にいたるまで丁寧に表現する細密画は、対象を様々な角度から観察し「納得するまで描く」という信念のもと、一枚を描くのに何か月も費やしてきました。そうして生み出された膨大な作品群は、子どものみならず広い世代の人々を圧倒し、国内外で脚光を浴びています。

時に昆虫の捕食行動や枯れ果てる植物の姿をもリアルに描くことで食物連鎖の厳しさを表現するなど、自然界を徹底的に客観視しながら98歳で亡くなるまで絵筆を握って描き続けました。長年にわたって自然と向き合い続けた熊田は「自然は美しいから美しいのではなく、愛するから美しいのだ」という境地に達したといいます。

本展では、ライフワークとなった『ファーブル昆虫記』をはじめ、春夏秋冬の動植物の姿、ファンタジー作品、世界的な評価を受けている絵本の原画などの作品のほか、その創作の源とも言えるデッサンなどの資料を展示し,あらゆる命を愛した熊田千佳慕の世界を紹介します。

呈茶

コンサート

第232回 満月ロビーコンサート「和の響き~月との対話~」
日程: 2024年11月16日(土)

第232回満月ロビーコンサート 

「和の響き~月との対話~」

■出演者

竹晴会若竹(ちくせいかいわかたけ)

・小田慶子(三絃・筝)・尾崎まゆみ(筝・十七絃)・小田博峯(尺八)・高樋無峯(尺八)・坂根菜津未(筝)・吉岡理恵(十七絃)

■曲目

・三色のダイアログ
・月によせる日本の歌 ほか

■時間:①昼の部(14:00~) / ②夜の部(19:00~)の二回公演

 

 

 

第233回 満月ロビーコンサート「クリスマス on Wood〜マリンバ 連弾で奏でるクリスマス・ミュージック〜」
日程: 2024年12月15日(日)

第233回満月ロビーコンサート 

「クリスマス on Wood〜マリンバ 連弾で奏でるクリスマス・ミュージック〜」

 

■出演者

塚﨑 美子・松田 亜希子 〔マリンバ連弾)

■曲目

もみの木、ジングルベル・ロック、戦場のメリークリスマス ほか

■時間:①昼の部(14:00~) / ②夜の部(19:00~)の二回公演

 

 

 

満月イベント

「コールドムーン観望会~天体望遠鏡でみる月と木星~」
日程: 2024年12月15日(日)

「コールドムーン観望会~天体望遠鏡でみる月と木星~」

〇日時:12月15日(日) 18:00~19:00

〇場所:奥田元宋・小由女美術館

〇定員:15名

※事前申込制〔申込方法:電話0824-65-0010、メールフォーム〕

お申込はこちら

〇参加費:無料

〇内容:当館の観月アドバイザー、月の案内人・EDOさんの解説を聞きながら、冬の夜空に浮かぶ月や木星をはじめとする天体を天体望遠鏡で鑑賞します。

※今回のイベントでは「月のクレーター」を見ることはできません。

※観望会は屋外で行いますので十分な防寒対策をお願いします。

※悪天候の場合、館内でEDOさんが撮影された天体写真を見ながらの解説会のみとなります。

問合せ 奥田元宋・小由女美術館
電話 0824-65-0010
FAX 0824-65-0012
メール info@genso-sayume.jp

 

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