美術館コンセプト

奥田元宋・小由女美術館とは

奥田元宋・小由女美術館は、日本画家・奥田元宋と人形作家・奥田小由女の日本でも例を見ない夫婦の名を冠した美術館です。
日本画の「平面」と人形の「立体」という異なる芸術様式の共鳴、そして三次市の自然と芸術との共鳴を目指し、美術・芸術文化の振興拠点としての役割を担っています。
自然の中に身を置いて繰り返し写生をし、風景との対話を重ねながら、四季折々の自然の姿を時には荒々しく、時には静かに自らの筆で表現してきた奥田元宋。心に宿る情感を「ひとがた」に託し、自然との共生や母子の情愛などをテーマに華やかで安らぎに満ちた作品を世に問い続ける奥田小由女。奥田元宋・小由女ご夫妻は「ふたりの美術館」をつくることを長年の夢として心に抱き、作品が散逸しないよう大切に保管されていました。それらの作品が一括して故郷の三次市に寄贈され、実現したのが「奥田元宋・小由女美術館」です。

建設コンセプト

自然との調和を基本とする芸術空間の構築を理念とし、芸術と自然の綾なす「芸術の舞台」を建築し、自然と人と芸術が交歓する豊かな感動の場を提供する美術館として建築家柳澤孝彦氏の設計により2005(平成17)年度に建設されました。
奥田元宋作品の重要なモチーフである“月”にちなんで、実際の月を美しく見せるためのロビー設計、『元宋の赤』を彷彿させるシンボルツリーのいろはもみじなど、随所にこだわりが盛り込まれた、建築物としての美術館も素晴らしい意匠となっています。

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